像”Galary Himawari”的訪問报告和今后的打算活動
2015年11月6日
本日、会長・副会長・プログラム委員長・スキルアップ委員長の4人で深川資料館通り商店街にある着物サロン「ぎゃらりーひまわり」の店主である渡辺多充子様にお会いし、商店街の現状とニーズそして私たちLVCに求められる役割の確認をしました。
「ぎゃらりーひまわり」は、お店の中いっぱいに素敵な着物が飾られており、着物を再利用して作られた洋服や小物も飾ってある、観ていて楽しいお店です。着物の販売・着付け・着付教室を行っていますが、11月より新しく着物のレンタルサービスも開始されました。

レ ンタルサービスを追加されたのには、最近この商店街にも時折外国人のお客様がみえるようになったという背景があります。着物を着て商店街を歩くことができ たら、外国人のお客様には特に思い出深い記念になるのではと、着物で散歩中の商店街での買い物や資料館見学の際の割引等の特典も付け、深川資料館通り商店 街全体で外国人の観光客も積極的に迎える取り組みを考えておられました。
このような背景から、外国人観光客とのコミュニケーションにおけるサポート役として、これまで浅草での着物イベントや留学生浴衣試着体験のボランティア活動を通して交流のある私たちLVCにお声がかかりました。
LVC には外国人観光客が商店街にいらっしゃった際の通訳や、商店街のお店の方々が「これを外国語で言えたら・・・」と思う言葉を外国語で教えてあげる役割が求 められています。そこで、約一ヶ月の間に私たちLVCも深川資料館通り商店街を一通り散策するなどして、12月初めを目途に通訳や外国語で商店街の案内が できる人材になっていきたいと考えるに至りました。詳しくは、今度の定例会(11/14 14時~)でお話ししますので、ご興味のある方は是非ご出席下さい。
渡辺様からの本日の着物雑学は、「着物はムダが無い」でした!
ムダが無いとはどういうことかと、見当の付かない方も多いことと思います。
一つは、その作り方の時点にあります。長方形の布から必要な分の布を裁断する。衣服を作る初期段階にはこのような工程がありますが、洋服の場合は、肩や腰 部等人の体の丸い部分にも合わせて作る必要がありますから、そのような部分に使用する生地は「曲線」に裁断する必要があります。数学のような話になります が、長方形(角や直線でできている)から様々な「丸い形のもの」を切り取ると、捨てるしかないような細かい切れ端が幾つも残りますね。
ところが、着物の場合はどの部位も同じ短辺(もしくはその半分)で裁断された長方形の生地を縫い合わせて作られており、着物を構成する全パーツを並べる と、見事きれいな長方形になるのです!着物は、反物の形である長方形をムダなく使用した衣服だったのです。更に、小柄な体型に合わせるためには、余る部分 を折り畳むなどして縫うことができるので、糸を解けばまた異なる体型の方向けに着物を作り直すこともできるそうです。
裁断の仕方も着回す際もムダが無い。
昔の人はそんな事まで考えて作っていたのかと・・・着物の(意外な?)ムダなく機能的な面を、本日初めて知ったスキルアップ委員長でした。