浅草の展示、即売会「和んどめいど」通訳

浅草の展示、即売会「和んどめいど」通訳
浅草の展示、即売会の英語、中国語通訳として参加しました。
主催者:やすねこ工房 田端氏
場所 :浅草「アミューズ・ミュージアム」
時 :9月22日、23日、24日
参加者:英語通訳 T.T.さん、K.K.さん、Y.K.さん、
中国語通訳 S.K.さん、S.H.さん
(S.H.さんは中国語担当でお願いしましたが、英語も兼ねて下さいました。)
T.T.(英語通訳)
浅草のイベントのお手伝いに行ってきました。多少早めにと思い、10時過ぎに到着、午後4時までお手伝いをしました。今日は、外国人だけでなく日本人のお客も少ない感じで、午後4時までに私がお相手をした外国人は5組、9人。内訳は、オクラホマから来た親子連れと思わしき3人組、シアトルから絞り染めの研修を受けに来たと言う女性、夫婦又は恋人同士らしき実に無口なカップルなどアメリカ人3組、ノルウェー人だが今はオランダに住んでいると言う夫婦、最後の一人はフランス人の女性だが、夫は日本人で、日本にも長く住んでいたから日本語でOKなので、結局英語で話したのは4組8人だけでした。4組ともに残念ながら展示されたハンドメイドの品には余り興味を示さず、従って滞在時間も短く、あまり話をする時間もありませんでしたが、オクラホマから来た親子らしき3人組の若い娘は見たところネイティブアメリカン、Air Forceで横田にもいた事があると言うので、「戦闘機にのっていたの?」と聞いたら、「私はC5輸送機のカーゴのハンドリングしかしなかった。」と笑っていました。シアトルから来た御年輩の女性は絞り染めの研修を10日間受けるのだそうで、着物や端切れに興味を示すかと思ったら、殆ど関心を示さず、すぐ出て行ってしまいました。そんな調子で特に忙しくなく一日が暮れた感じでした。
K.K. (英語通訳)
本日、やすねこ工房主催の浅草のイベントへ行って参りました。カナダ、スイス、ドイツ、フィリピンの合計 4組7名に御対応しました。「日本は初めてですか?」、「何回目ですか?」、「洋服、着物のリメイクに興味がありますか?」、「好きな食べ物は何ですか?」、「何日滞在するのですか?」、などお尋ねし、旅行の話もお聞きしました。ドイツ人の御夫婦の写真を撮らせていただきました。奥様が刺し子やキルティングが趣味で布を沢山買われていました。皆さん日本にとても興味を示してお話ししてくれたので、時がたつのがあっという間でした。
Y.K. (英語通訳)
活動報告をします。 入店外国人はオランダ人カップルと東京工業大学の学生でした。「展示された羽織を着て、記念で写真を撮るのは無料です。」と声をかけましたら、とても喜んでくださいました。男性は長襦袢を選び、身丈はかなり短かったのですがラフなスタイルでとてもお似合いでした。女性は羽織の隣にあったピンクの銘仙の着物を着てみたいとおっしゃったので、慌てて着付けの準備をしました。帯締めを腰紐代わりに使い、帯の代わりに田端さんが持って着てくれた花柄の風呂敷を使って前から見ると帯のように結んでみました。簡単なヘアアップをして、私のつけていたヘアーアクセサリーをつけて、田端さんのシューズを履いていただきました。その後、苔盆栽を興味深くご覧になり、記念写真を撮りました。今回のイベントでは、珍しい苔盆栽やお香・におい袋がディスプレイされていて、いろいろ勉強になりました。
S.H. (中国語通訳)
今回私がお話しした外国人の方の国籍と人数は、中国 3人、カナダ 1人、オーストラリア 2人、イスラエル 1人、オランダ 1人、ドイツ 2人、他、欧米系 3人でした。
私が、着物リメイク品の説明や、猫の形の小さな陶器の飾り物、着物のハギレを使用した裁縫キット(うさぎやトンボ、葡萄のマスコット)の説明をしましたら、皆さん楽しそうに聞いて下さいました。
裁縫キットて小袋に詰め放題で300円のハギレは、お値段も手頃なので人気でした。また、 着物リメイクの服も、1〜3万円する商品でしたが、よく売れていたようです。
印象に残ったのは、ドイツの美男美女のカップルでした。女性がとても気さくな方で、もう1人の通訳スタッフのKさんと、彼女を囲んでドイツの話や着物の生地の話を楽しみました。若い2人でしたが、もう7回も日本に来ているほどの日本好きで、お土産にハギレや裁縫キットを購入していきました。一緒に写真を撮ることにも快く応じて下さり、4人で撮った写真は、私にとって素敵な記念の1枚になりました。
終盤は、着物リメイク作品を幾つか試着させていただき写真を撮ったり、クリエイターの方々と作品のお話をさせていただいたりして交流を深めました。
S.K. (中国語通訳)
浅草イベントには今回で2回目の参加となりますが、中国人のお客様がお見えにならず通訳として役に立ちませんでした。その代わり、日本文化を守るために一生を捧げている作家さん達の作品が鑑賞でき、作家さん達と色々とお話しもでき、とても楽しいイベントでした。着物を仕入れてからリメイク作品ができあがるまで、何と3年かかることもあると聞いて驚きました。そんな大事な作品を身に付け、作家さんと一緒に記念写真を撮らせていただきました。どの作家さんもあまりお金にならない大変そうな仕事をとても楽しくやっていらっしゃって、物作りに対する愛情が言葉から作品から溢れていました。英語の通訳を担当したY.K.さんは日本の文化をいかに外国人に伝えるか常に考えて勉強されているようで、それもまた自分の見習うべきところだと思いました。たくさん勉強できたイベントに参加させていただきとても感謝しています。
まとめ ハッチンソン 好江